PROFESSIONALS
代表講師紹介
現役通訳者である講師陣が一人一人に寄り添います
わたし自身がインタースクールへ通っていたころ、伸び悩んでいた際に当時の講師に「インタースクールを修了するのはどれだけ重要ですか?」と尋ねたことがあります。講師から返ってきたのは、「スクールを修了したかどうかでなく、どれだけ良い通訳者になれるかどうかが一番重要なこと」という言葉でした。学習を続けていると、どうしても本来の目的を見失ってしまうことがありますが、その時々にわたしたちと真剣に向き合い、適切なアドバイスで後押しをしてくださる講師のあたたかさに心を打たれたのを今でもよく覚えています。
そういった経験をふまえて、講師となったいま、受講生の皆さんがプロ通訳者になるまでの道のりを多方面からサポートできるよう尽力しています。授業では、皆さんの学習のモチベーションが高まるよう、通訳スキル向上のための指導だけでなく、通訳現場に入る前の準備の方法や、実際に経験した成功と失敗も惜しみなくお話ししています。また、母体であるインターグループと連携して、皆さんお一人お一人に最適なキャリアパスが用意できるように努めています。
これからプロ通訳者をめざす方へのメッセージ
通訳者という仕事は、普通に会社員を続けていたら決して見られなかっただろう風景を目にし、会えなかっただろう方々にお会いし、様々な立場の方々の知りえなかった心情を自らが代弁者となって語れることが何よりも魅力です。わたし自身も多くの経験を重ね、人生が豊かになったと感じています。人との関わり合いを改めて考えるきっかけとなり、思いがけず自身の子育てに役立つこともありました。これからの時代においても様々な仕事をこなすためには、スキルが必要です。そのお手伝いをインタースクールの講師にさせてください。
押田 泉
インタースクール 会議通訳コース
アシスタントコーディネーター
インターグループ 専属通訳者
立教大学卒。在学中にイギリスのエセックス大学へ留学。大手精密機器メーカーの海外営業部勤務を経て、自動車メーカーや大手流通企業、IT企業、外資系保険企業などで社内通訳・翻訳業務に従事しながらインタースクールで学ぶ。2013年にインターグループの専属通訳者へ転身し、現在は政府間会合などの第一線で活躍しながら、インタースクールの上級クラスで後進の指導にあたっている。